<ヤクルト4-3巨人>◇23日◇神宮
自滅といえる逆転負けに、原辰徳監督(51)はあきれていた。「どう表現していいのか分からない。守りにおいて、考えられないプレーが出すぎました」と、ため息をついた。4回、阿部の22号ソロでリードを2点に広げた直後、先発西村健が落とし穴にはまった。
ヤクルトの先頭デントナにストレートの四球。続く武内には死球を与えた。ここで相川は犠打の構えを見せたものの、暴投で1死も奪うことなく二、三塁とピンチを広げた。負の連鎖は止まらない。連続適時打で同点とされて降板した。2番手星野は2死まで奪ったが、満塁で福地の遊ゴロを一塁高橋が捕球ミス。坂本の送球がワンバウンド気味だったこともあるが、勝ち越しを許す適時失策となった。
西村健は今季から先発ローテに加わった。球威を武器に攻めの投球が持ち味だが、四死球で崩れるパターンが続いている。それが黒星先行の一因となっている。本人も自覚しており「四死球を与え打たれる以前の問題です。情けないです」と言葉をしぼり出した。交流戦が終わり6連戦が続く以上、先発は6枚必要で、代わりの候補も挙げにくい。2・5ゲーム差に迫った2位阪神を振り切るためにも、次戦で汚名返上するしかない。【古川真弥】
[2010年6月24日12時13分
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