野杁(のいり)正明(22)と木村“フィリップ”ミノル(22)が、「K-1 WORLD GP 2016」(3月4日、東京・代々木第2体育館、日刊スポーツ新聞社後援)で対戦する。

 同大会で行われる65キロ日本代表決定トーナメントは、出場8選手中未定だった2選手が寺崎直樹(36)とNOMAN(31)に決まり、野杁-木村など1回戦の対戦カードが10日、都内で発表された。

 野杁-木村のほかは、寺崎-HIROYA(24)、左右田泰臣(27)-山崎秀晃(28)、久保優太(28)-NOMANが対戦する。

 ファン公開で行われた発表で最も注目された2人。野杁は「トーナメントには豪華なメンバーがそろったが、世界への踏み台にすぎない。しっかり倒したい」と自信を見せた。一方、11月のタイトル戦で王者ゲーオ・ウィラサクレック(31=タイ)に1回KO負けし、「結構強かった」と話した木村は「野杁選手はやりたかった相手で、めっちゃエキサイトしてワクワクしている」と、実力者との再起戦に気持ちを昂ぶらせていた。