元プロレスラーで前文部科学大臣の馳浩(56)が26日、東京・後楽園ホールで行われた「プロレスリング・マスターズ」でリングに復帰。メインの6人タッグに登場すると、得意技ジャイアントスイングでザ・グレート・カブキを20回回した。最後は北斗原爆固めでTNTを破って試合を決め「夢は終わらない」と今後のプロレス継続もにおわせた。

 ◆馳のジャイアントスイング 90年代に当時新日本の馳が、毎試合使うことにより得意技として定着させた。馳は、保永昇男に25回転を決め、ライオネス飛鳥の24回を超える日本記録を達成。96年には小川良成戦で、最多60回の記録をつくった。06年8月27日の引退試合では、自分の年齢と同じ45回を記録している。