世界ボクシング評議会(WBC)女子ミニフライ級チャンピオンの黒木優子(YuKOフィットネス)は1日、福岡市の所属ジムで記者会見を開き、12月17日に福岡市九電記念体育館で、WBCアトム級王者の小関桃(青木)の挑戦を迎え撃つ6度目の防衛に「パンチ力は私の方が強い。KOして勝つ」と自信を示した。

 26歳の黒木は昨年12月以来の試合で「この1年間で基礎的な部分を見直すことができた」と手応えを得た様子。1階級下のアトム級王座を保持する35歳の小関は、昨年11月に男女を通じて日本最多の世界タイトル17連続防衛を果たした最強の相手だ。同じ左構えの小関に対し「左をよけて(自分の)左を当て、右フックで倒したい」と話した。戦績は黒木が22戦17勝(8KO)4敗1分け、小関は21戦20勝(9KO)1分け。