米総合格闘技UFCのビクトー・ベウフォート(40=ブラジル)が引退試合の中止に見舞われた。

 14日(日本時間15日)のUFCファイトナイト124大会(米セントルイス)で対戦予定だったユライア・ホール(33=ジャマイカ)が減量苦のために13日の前日計量できずに出場をキャンセルしたという。ベウフォートは、このホール戦をもって現役引退することを表明していた。

 ベウフォートは19歳でUFCヘビー級トーナメントを制覇し、99年には日本でPRIDEに参戦し、桜庭和志と対戦して判定負け。04年にはUFCライトヘビー級王座を獲得した。05年にはPRIDEミドル級GPにも参戦。09年には再びUFCに復帰し、11年には秋山成勲とも対戦し、1回KO勝ちを飾っていた。