ボクシングWBC世界フライ級王者比嘉大吾(22=白井・具志堅スポーツ)が米国進出に動きだす。故郷沖縄で日本記録に並ぶ15連続KO勝ちで2度目の防衛に成功した試合から一夜明けた5日、那覇市で会見。今月24日(日本時間25日)にフライ、スーパーフライ両級の世界王者が集まる米国での興行「Superfly2」の視察と自身初の米ロサンゼルス合宿に臨むことが決まった。

 同興行はWBAフライ級王座決定戦(ダラキアン-ビロリア)とIBF同級タイトル戦(ニエテス-レベコ)が組まれる。比嘉は「自分の階級、上の階級の王者をみたかった。2人の王者がいるので、いずれお互いのベルトを懸けて戦えたら」と乗り気。具志堅用高会長(62)も「年内に米国で試合をやらせたい」とサポートを約束していた。