米スポーツ専門局ESPNが12日(日本時間13日)、WBA(世界ボクシング協会)が世界ミドル級王者村田諒太(32=帝拳)、同級3位ロバート・ブラント(27=米国)の両陣営に対して対戦指令を出したと報じた。7月15日(同16日)までに対戦合意に達しない場合は入札となるが、ファイトマネーの分配は50%ずつになるとしている。

 村田は4月15日の初防衛戦でエマヌエーレ・ブランダムラ(イタリア)に8回TKO勝ちし、2度目の防衛戦を秋に米ラスベガスで行う見通しとなっている。

 23勝(16KO)1敗のブラントは昨年10月、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)のスーパーミドル級トーナメントに参戦したが、初戦でユルゲン・ブレーマー(ドイツ)に判定負けした。その後はミドル級に戻り、今年3月のコルビー・カーターとの再起戦で1回KO勝ちしていた。