大相撲の元西前頭筆頭、大砂嵐(26=エジプト)の総合格闘家デビューの対戦相手、ボブ・サップ(45=米国)が判定勝利後、好アドバイスを残した。

総合ルール5分3回で対戦し、3-0判定勝ちした「野獣」は「すごく良い選手でパンチもあった。もっと相撲の圧力を出して、キックを増やした方がいい」と助言した。

ゴング直後、一気に攻め込んできた大砂嵐の作戦にも「自分も最初の頃、ガッと勢いよく戦っていたが、自分が防御したことで彼はスタミナをロスしたのだろうと思う」と経験の差が出たことを強調した。デビュー戦の相手に指名してくれた大砂嵐に向け「戦えて光栄。名前の通りの『サンドマン』だった。私のようなサイズの選手を相手に戦えることを証明した。経験を積んでいってほしい」と口にしていた。