タレント野沢直子の長女、真珠・野沢オークレア(25)が、1年ぶりの実戦でヤアスティナ・ハバ(ポーランド)に2回3分41秒、裸絞めで敗れた。

1回は相手に的確にパンチを浴びせ、まったくブランクを感じさせない動き。中盤に右フックで倒し、隙をつかれ左手を取られ決められそうになっても逃れ、今度は右足を取られアンクルホールドを狙われたが、左足で相手の顔面を蹴り再び逃れた。逆に今度はすかさずバックを取ってパンチを浴びせるなど互角の争いだった。

悪夢は2回だった。開始、約1分10秒でマウントを取られると防戦一方。肘で顔面を連打され徐々に動きが鈍った。最後はバックを取られ裸絞めで失神した。

昨年31日の大会直前に右肘の腱(けん)を断裂した。その後、腱の再建手術を行い1年試合から遠ざかっていた。その間、苦しいリハビリでめげそうになったが、昨年の大会の映像を見返し「我慢すれば、これがまたできる」と気持ちを高め復活した。リングに戻ってきたが、1年ぶりの勝利には届かなかった。