元スマックダウン女子王者アスカ(37)が、第1試合のロウ女子王座戦でフォールを邪魔してきたWWE女子タッグ王者のペイトン・ロイス(26)、ビリー・ケイ(30)組を連日撃破した。

第5試合に急きょ組まれた王者組とのノンタイトル戦。第1日の28日に続いてユニット「カブキ・ウォリアーズ」としてコンビを組むカイリ・セイン(30)と一緒にロイス、ケイ組を“料理”した。

小ずるい好連係で攻めてくる敵タッグをセインとともに分断。セインが倒れ込んだロイスにインセインエルボーをきめて、一緒に場外へとなだれ込むと、アスカは1対1になったケイに狙いを定め、左腕を捕まえて関節技に移行。必殺のアスカロックで絞め続け、9分24秒、ギブアップを奪って第1試合の“仕返し”勝利を挙げた。

第1日には、勝てば王座挑戦権を得られるロイス、ケイ組とのタッグ戦に勝利済み。セインは「米国で(女子タッグ)選手権が組まれるはずなのでワクワクしている」と笑顔。スターダムの宝城カイリ時代、華名のリングネームで活躍していたアスカとは日本マットで交流した経験がないものの「化学変化が起こっています。毎週のように一緒にご飯も食べてアドバイスももらっています」と解説。愛称「カブキウォリアーズ」のタッグが熟成しつつあることを明かした。