前WWEヘビー級王者ブロック・レスナー(43)がWWEと契約終了したと8月31日、複数の米メディアが一斉に報じた。両者ともに新たな契約に向けて条件面を交渉していたが、契約期限切れになったという。一部メディアではレスナーが再び戦う準備が整った場合にビンス・マクマホン会長に連絡する、またWWEがレスナーが必要となった場合、契約オファーを優先的に提示できるようになっているという。またWWEが発売するレスナーのグッズも契約切れとともに販売中止となった。

レスナーはWWEヘビー級王座を保持したまま、今年1月のPPV大会で30人時間差バトルロイヤルとなるロイヤルランブル戦の1番目に登場。16番目に登場したドリュー・マッキンタイア(35)にリングから落とされた。4月のレッスルマニア36大会では、そのマッキンタイアの挑戦を受けて敗退。王座から陥落した後、WWEに登場していなかった。

レスナーとの最後の契約は、レッスルマニア36大会とされる。過去にもWWEとの契約切れになったことがあるレスナーだが、新型コロナウイルスの影響もあって過去最長となる未契約状態となっているようだ。現在、レスナーはフリーエージェントとなっており、米ライバル団体AEWをはじめ、日本マットへのオファーを受けることが可能となっている。