昨年大みそかの格闘技イベントRIZIN33大会(さいたまスーパーアリーナ)で組まれたユーチューバー格闘家シバター(36)-元K-1ウエルター級王者久保優太(34)戦の「事前打ち合わせ」が波紋を広げている。久保が1回一本負けを喫する波乱となったが、試合後にSNSで「うそをつく人生は嫌だな。正直者がばかをみるのか」などと更新。両者の打ち合わせを示すメッセージ交換の画像も拡散され、ネット上で大きな騒動となった。

久保は3日未明、自らのユーチューブ公式チャンネルを通じ、シバター側から接触があったと認め「情けない話ではあるのですが、シバターさんの陽動作戦というか、自分自身が100%の気持ちを作れずにリングに上がってしまった」などと経緯を報告した。

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▽シバターと久保優太のこれまでの経緯

昨年12月20日

シバターがユーチューブで久保戦をキャンセルしたいと発言。「久保選手は明らかに強すぎる。命の危険を感じています」。

同30日

前日計量でシバターは「手加減してください」と土下座。

同31日 

シバターが1回94秒、腕ひしぎ十字固めで一本勝ち。試合後、久保は「うそをつく人生は嫌だな」となどとSNSで投稿。

1月1日 

シバターからLINEで持ちかけたと見られる試合展開のやりとりが流出。1回は顔面を殴らず流し、2回に真剣勝負という提案。そのオファーを久保が了承したやりとりだった。

同3日

シバターが自身のユーチューブで「メッセージ交換はない」と否定。

同4日

久保がユーチューブで「試合の成立を最優先するために」と提案を認めた。その後、シバターがユーチューブで「台本を受けるなら、真実は墓場まで持って行くつもりじゃなきゃ。負けてからダマされたって騒ぐのはかっこ悪すぎる」と批判。LINEのやりとりがあったことをにおわせた。