ユニット「スティンガー」脱退をかけた内紛王座戦は、今月にノアとの契約満了を発表していたユニット「ぺロス・デル・マール・デ・ハポン」の乱入により、無効試合に終わった。

第7試合、GHCジュニアタッグ王者組、クリス・リッジウェイ、小川良成に、同門の吉岡世起、進祐哉組が挑戦した。ベルトだけでなく、負けたタッグがユニット脱退となる一戦は、長期戦の様相を呈していた。

だが、20分過ぎ。マスクを着けた3人組が、突如としてリングイン。今月初めにドラゴンゲートのオープン・ザ・トライアングルゲート王座を奪取した、ぺロスのNOSAWA論外、Eita、鈴木鼓太郎だった。3人は小川らを急襲。ノーコンテストのゴングが鳴り響く中、攻撃を続けた。

さらに、Eitaはマイクを握ると「プレゼントがある」と、ドラゴンゲートのベルト取り出して「挑戦させてやる」と挑発。意気揚々とリングを引き揚げていった。ぺロスは、今月5日にノアとの契約満了を発表していた。

これには、分裂の危機にあったスティンガーの面々も怒り心頭。手を取り合って共闘を誓っていた。