「キング・オブ・ストロングスタイル」中邑真輔(42)がWWEヘビー、ユニバーサル統一王者ローマン・レインズ(36)の犬、サミ・ゼイン(37)を撃破し、あらためてレインズへのリベンジを宣言した。

2週間前に卑怯な手で場外リングアウト負けを喫したレインズの「犬」ゼインとシングルで対戦。延髄切りやけいれん式ストンピング、ニー・ドロップと連続攻撃を繰り出した。

ゼインに髪を引っ張られながらも打撃技で応戦し、スライディング式原爆固め、断崖式ニードロップで反撃。スピンキックのクリーンヒットからキンシャサを狙おうとすると、場外に逃げられてしまった。

場外戦ではカウントアウト狙いのみちのくドライバーを浴びてしまったが、前回の反省を生かし、9カウントでリングに復帰。お返しとばかりにゼインをカウントアウト狙いでタイムキーパーエリアに投げ飛ばすと、9カウントで戻ってきたゼインにこん身のキンシャサを蹴り込み、フォール勝ちした。

レインズのTシャツを着用したゼインを撃破して雪辱を果たした中邑は、試合後のインタビューで「ゼインを倒したが、(レインズ一派のユニット)ブラッドラインの代理だとは思ってない。ヤツらが俺や(右膝負傷した仲間の)リック・ブーグスにしたことを忘れてちゃいないぞ。いずれレインズを捕まえてヤツのタイトルを奪ってやる」と誓っていた。