昨年7月にWWEを解雇された“ザ・フィーンド(悪霊)”ブレイ・ワイアットがサプライズ復帰を果たした。

メインイベントでマット・リドルがセス“フリーキン”ロリンズとのファイトピット戦を制した後だった。突然、会場が暗転し、ワイアットの声で「彼は全世界を手に入れた」との歌が流れた。WWEユニバース(ファン)たちが次々とスマートフォンのランプを点灯すると、観客席などに次々と不気味な豚、鳥、うさぎの着ぐるみやザ・フィーンドの扮(ふん)した男たちが姿を見せた。

会場の大型ビジョンに廃虚となったワイアットのコーナー「ファイアフライ・ファンハウス」のセットが映し出されると、ファイアフライ・ファンハウスの曲が流れ、テレビには奇妙な仮面男が登場し、笑い始めると映像が消えた。さらにステージに現れたドアが開き、中から謎の仮面男がランタンを持って登場。会場から「ホーリーシット(マジすごい)」チャントが沸き起こる中、ワイアットがマスクを外した姿を現すと、持っていたランタンの炎を消した。昨年4月のレッスルマニア37大会のランディ・オートン戦以来のWWEマット登場となった。