人気格闘家の朝倉未来(30=トライフォース赤坂)が2日、自身がスペシャルアドバイザーを務める格闘技イベント「BreakingDown(ブレイキングダウン)」第6回大会(3日開催)の前日会見で起こった流血騒動について説明した。

同日に自身のユーチューブチャンネルを更新。参加選手の久保田覚が、会見中に対戦相手の元プロボクサー・アドリブまさおをパイプ椅子で殴打。左まぶたから流血させるケガを負わせた一件について、「度を超えていた」との見解を示した。そして「ネットでも『久保田覚を出すな』というコメントであふれている」とし「ブレイキングダウンとしても無期限出場停止、そういう処遇にするべきかと思う」と、無期限出場停止処分を下した。

ただ、まさおから「ブレイキングダウンさんがよければまたやりたいと思っている」と次回大会以降に久保田と試合をしたいという要望があったことに言及。「運営としては無期限停止を言い渡し、久保田さんが受け入れた。しかし、まさおさんが『どうしても戦いたい』と言ったので組むことにした」と、無期限出場停止処分は即“撤回”。次大会以降で、この要望を受け入れることを明言した。

まさおも動画に出演。「対戦を受けてくれたこと自体ありがたいと思っているし、今回の会見のこともなんとも思っていない。ただ1つ言いたいのは、久保田さんのようなことを僕にするのはやめてください。久保田さんへは怒りはない」と、胸中を明かした。