アマ10冠でプロボクシングWBOアジア・パシフィック・フェザー級10位の藤田健児(29=帝拳)が実績十分の元世界ランカーと拳を交える。12日、東京・有明アリーナで世界王座挑戦経験もある東洋太平洋同級8位ジョー・サンティシマ(27=フィリピン)との同級8回戦を控え、11日には前日計量。リミット57・1キロでパスしたサンティシマに対し、藤田は57・0キロでクリアした。

今年6月、ダニエル・ニコラス(フィリピン)戦に勝利後、フェザー級でWBOアジア・パシフィック10位を筆頭に、東洋太平洋12位、日本15位にランクインした。20年2月、WBO世界スーパーバンタム級王座にも挑戦しているサンティシマとの対戦に向け、藤田は「明日は実績のあるサンティシマ選手が相手。敬意を持って倒したい」と意気込みを示していた。