元KNOCK OUT-BLACK女子ミニマム級、同女子アトム級王者のぱんちゃん璃奈(30=フリー)が、RISEから参戦の平岡琴(33=TRY HARD GYM)と47・5キロ契約で激突。ぱんちゃんが判定2-0で勝利したものの、試合後、自分の思ったような戦いができなかった悔しさから涙を流した。

ぱんちゃんはこの試合までに正道会館・石井和義館長からも指導を受けてきた。だが教わったことが生かせず「本当に正道会館の石井館長、湊谷(秀文)先生(師範)に、めちゃめちゃ教えてもらったことが、何も出なかったっていうのもあるし。終わってすぐ石井館長から連絡いただいて。おめでとうと、でもやっぱり力みすぎてたねっていうのがあって。久々の日本人選手相手で本当に気持ちが入りすぎちゃったのが、ダメだったなっていうふうに思います」と反省した。

カード発表会見の際には平岡から「守られてきた無敗のチャンピオン」というあおりも受けた。ぱんちゃんはこの日の試合後、「その言葉をいただいたときには正直なめんなよって思って、分からせてやりたいっていう気持ちがあったんですけど。もうこの試合結果が全てなので。平岡選手がうまくて、そう言われても仕方ないなっていうふうに思いました。言い訳はできないです」とうなだれた。

ぱんちゃんの戦績はこれで17戦17勝4KO。