フリーとして全日本プロレスに参戦中で、30日の大田区大会(大田区総合体育館)で安斉勇馬を相手に5度目の3冠ヘビー級王座防衛戦に臨む中嶋勝彦(36)が、なぜ「闘魂スタイル」をかかげているのかを自身のXで説明した。

中嶋は「中嶋勝彦の一番の自慢はリングで闘わせていただいた大先輩達から受け継いだ魂。闘いの中で集めた魂のかけらを凝縮して生み出した俺のイズムを形にしたら『闘魂スタイル』という言葉が誕生した。元気に、馬鹿に、闘う。プロレス界の地形を変えるために」と記し、先輩たちから受け継いできた闘う魂を集めたのが「闘魂スタイル」だとした。

中嶋の「闘魂スタイル」については、故アントニオ猪木氏の肖像権を管理する猪木元気工場(IGF)がその言葉を使用しないように、中嶋本人と全日本プロレスあてに警告書を送付。これを受けて中嶋は現在、「闘魂スタイル」を「××(バツバツ)スタイル」と言い換えているが、Xでは再び「闘魂スタイル」を使っており、今後の動向が注目される。