ボクシング興行「3150FIGHT vol.8」(31日、名古屋国際会議場)の前日計量が30日、名古屋市内で行われた。WBC世界ブリッジャー級21位で日本ヘビー級王者の但馬ミツロ(29=KWORLD3)は約25キロの減量に成功した。

ブリッジャー級のリミットと同じ契約101・6キロの8回戦で、同27位で4つの地域タイトルを獲得したアレクサンドル・ジュル(38=ルーマニア)と対戦する。但馬はリミット、ジュルは100・5キロでクリアした。

昨年の同時期に127キロあった体重を落とした但馬は、周囲から「スッキリしたな」と声をかけられた。

写真撮影のフェイスオフでは、ジュルに顔を1センチぐらいまで近づけた。

「相手をなめているわけではなく、何も感じなかった。IBFの関係者はジュル選手を評価している。だから自分にとっていいアピールの場となる」

夢の世界挑戦に近づく試合にする。