プロボクシングWBO世界スーパーバンタム級11位キム・イェジュン(金芸俊、32=韓国)が16日、来日した。24日、東京・有明アリーナで4団体統一同級王者井上尚弥(31=大橋)に挑戦するため、指導を受けるジョン・バスタブル・トレーナーとともに羽田着の航空便で到着。当初の挑戦者だったIBF、WBO世界同級1位サム・グッドマン(26=オーストラリア)の左目上の裂傷で試合キャンセルしたことを受け、今月11日に急きょ挑戦者として白羽の矢が立った。主な一問一答は次の通り
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-10年ぶり3度目来日。日本の印象は
キム 日本の来るたびに日本の方は優しい。非常に友好的で良い印象を持っている。
-現在の心境は
キム 今まで井上選手との対戦を意識して練習してきた。残り1週間、計画通りにやりたい。
-井上対策はあるか
キム 戦略はもちろんある。ここでみなさんに明かせないが、確かな戦略を持っている。
-どんな調整をしてきたか
キム 1番強い相手の練習パートナーとしてやってきた。その成果を出す時だと思う。
-WBO世界バンタム級王者ジェーソン・モロニー(オーストラリア)とスパーリングしてきたと聞く
キム 1番強い相手の1人がモロニー選手。スパーリングは8ラウンドでしたが、やっていくうちに井上選手とも十分に対戦できると感じました。
-減量は順調か
キム 減量しているし常に準備している。そこは問題ない。
-持ち味は何か
キム 精神力の強さ。韓国選手は精神力があるが、その中で私が1番強い。受け(ガード、打たれ強さ)も良い。井上選手の強いパンチを十分に受けることができると思う。
-意気込み
キム 急に試合が変更となったが、その試合レベルが落ちることはないのでご安心ください。リングでお見せする。
-愛称のトラブルメーカーの由来は
キム リングの上でどんな相手でも自分が倒れることなく、対戦相手にトラブルを起こすという意味でトラブルメーカーになった。
-キム選手にとって世界王座の意味は
キム 世界王座はどの選手にとっても最終目標。練習してきたものをお見せできると思う。井上選手との試合は自分にとって大きい意味がある。井上選手は練習に時に想像してきた相手。今回の試合は自分を試すことでもあり、限界を試す試合になる。
-日韓戦が激闘の印象
キム 激闘というのは共感している。今回の試合も激闘できるように自分もやりたい。
-左右スイッチする
キム モロニー選手の次の対戦相手がサウスポーだったのでサウスポーでスパーリングした。自分も右よりもサウスポーの方が強い。
-サウスポースタイルを導入するきっかけ
キム もともと右構えだったが、2021年に手術を受けてからスタイルを変えようと。スイッチしてサウスポーに変えた。
-オーストラリアも練習拠点とした経緯は
キム オーストラリアのチームから誘われ、会って気に入って交流するようになった。2022年から練習するようになった。
-韓国勢では久しぶりの世界戦だが
キム 韓国のファン、私の周りの人もすごく楽しみにしている。井上選手は韓国ですごく有名だ。

