日本フェザー級王者・阿部麗也(32=KG大和)が初防衛に成功した。同級1位・殿本恭平(30=勝輝)の挑戦を受け、3-0(98-92×3)の判定勝利を収めた。14年12月の全日本新人王同級決勝以来、約11年ぶりの再戦だったが、阿部は2回に左ストレートでダウンを奪って試合を優位に進めた。阿部は「反省の弁しかないので感想は省略します」と判定勝利に苦笑。返り討ちしたものの「昔の新人王のイメージとはまるで別人でした。元々、再戦のつもりはなかった。やりずらいとても強い選手でした」と敬意を表した。

24年3月、当時のIBF世界同級王者ルイスアルベルト・ロペス(メキシコ)に挑戦。世界初挑戦だったが、8回TKO負けを喫した。今年6月に日本同級王座決定戦を制し、現在もWBA9位、WBC8位、IBF11位と世界ランク入りしている。11月24日、トヨタアリーナ東京で、IBF世界同級5位の中野幹士(30=帝拳)が同級3位ライース・アリーム(35=米国)との挑戦者決定戦を控えている。

阿部は「今、フェザー級で1番、世界に近い中野選手が挑戦者決定戦が決まっている。頑張って世界取ってもらって、阿部さんを指名してもらえれることが(世界再挑戦の)最短距離。同じ日本人、同じ階級の世界フェザー級ベルトをとってもらって、その時、自分が指名してもらえる位置にいられるように。崖っぷちなのでアピールできるようにしたい」とエールをエールを送っていた。