<IGF:GENOME16>◇10日◇東京ドームシティホール◇観衆3088人

 次世代のIGFエースを占う、同門の生え抜き日本人対決は無効試合に終わった。45分一本勝負で鈴川真一(27)と鈴木秀樹(31)が激突。両者ともに感情をむき出しにしてレフェリーの忠告を無視して反則の拳で打撃を繰り出し、無効試合となった。鈴川が「鈴木さんのレスリングでそんなものですか」と挑発し、場外で乱闘に。テレビ解説で来場していた蝶野正洋が間に入って異例の2試合目を行ったものの、結果は変わらず再び無効試合となった。鈴川は「今日は闘魂伝承の戦い。近いうちにもう1回やると思う。そうは簡単にはやられない」と怒り心頭だった。