<プロボクシング:WBC世界フライ級タイトルマッチ12回戦>◇12日◇東京・大田区総合体育館

 王者八重樫東(30=大橋)がオスカル・ブランケット(28=メキシコ)の挑戦を退け、判定勝ち(3-0)で初防衛に成功した。

 王者八重樫東(30=大橋)○判定3-0×同級10位オスカル・ブランケット(28=メキシコ)【1回】立ち上がり、ブランケットが左右のフックを大きく振り回しながら攻め込むも、動きに固さが見える。八重樫がフットワークやクリンチなどでパンチをさばく展開が続きラウンド終了。【2回】リーチで勝る挑戦者が得意の左フックを主体に襲いかかるも、八重樫は冷静にパンチをかいくぐり的確にパンチを当てる。ラウンド中盤からはブランケットがやや警戒しはじめ勢いが落ち、八重樫はフットワークを見せる余裕を見せ始めラウンド終了。【3回】