<プロボクシング:東洋太平洋フェザー級タイトルマッチ12回戦>◇10日◇東京・代々木第2体育館

 王者細野悟(25=大橋)が、榎洋之(30=角海老宝石)を3-0の判定で破り、3度目の防衛を果たした。2回に右フックでぐらつかせるなど、ポイントでは優位に。終盤、ロープ際へ詰めてくる榎の追撃をかわし切った。これで16戦全勝(12KO)。28勝中20勝がKOという榎との強打者対決を制したが、「頂点にはまだ2~3人いて、その1人を倒しただけ」。試合後には右眼窩(がんか)底骨折の診断を受け、長期離脱の可能性も出てきた。