奇手・居反りを得意とする東序二段10枚目の宇良(23=木瀬)が、相手のレベルアップを感じながらも白星発進した。
三段目経験者で西序二段10枚目の北の峰(22=八角)を相手に、立ち合いでもぐり込もうとするも、中に入れずに見合った。最後はすきを見つけて力強く押し出したが「ちょっと一気にレベルが上がった感じがして、重たかった。攻め込まれたときに、先場所と違うなと思いました」。
今場所は、序ノ口優勝を果たした夏場所から番付が100枚ほど上がった。「100枚上がるってことは200人抜くってこと。でも、まだ上に何人いるんやろ」。
それだけに相手の、先場所とのレベルの違いを肌で感じた一番だったが、それでもばたつくことなく退けられたのは、稽古のたまものでもある。部屋では、実際は体重が200キロを超える幕内臥牙丸に、ぶつかり稽古で胸を出してもらうようになった。「『もっとや!』となったら困るんですけど」と苦笑いしつつも「厳しくしてくださっているんで、どんどんぶつかっていって、もっと力をつけていきたい」。意欲的に挑む暑い夏。宇良の序二段での戦いが始まった。

