西前頭筆頭の大栄翔(27=追手風)が、ストレートで勝ち越しを決めた。

輝に押し負けて土俵際に追い詰められたが、のけぞりながらうまく左腕をたぐってのとったりで全勝を守った。

▽八角理事長(元横綱北勝海) (大栄翔の勝ち越しは)立派ですよ。自分より(番付が)上は大関くらいだと思っているんじゃないか。(優勝への意識は)まだ早い。周りから言われて耳に入らないことはないが、まだ半分ですから。貴景勝は体が動かないから、見てしまう。そのつもりはないだろうが、弱みを見せてはいけない。