日本相撲協会は26日、大相撲夏場所(5月9日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。

新番付に、初めて昇進する力士がいるのは付き物だが…。ところが今場所は、新横綱、新大関、新三役、新入幕、新十両と、新たな昇進力士がいなかった。同一場所で前述の5つの新昇進がなかったのは、66年夏場所以来、55年ぶり史上2度目の“珍事”となった。

なお、同一場所で新三役、新入幕、新十両がいなかったのは、95年初場所であった(この場所は貴乃花が新横綱)。また同一場所で新入幕と新十両が不在だったのは、09年夏場所(この場所は鶴竜と栃煌山が新三役)以来のことになる。

大相撲夏場所は、5月7日予定の取組編成会議で初日と2日目の対戦相手が決定。9日の初日を迎える。