幕内経験者で西幕下10枚目の友風(27=二所ノ関)が、6勝1敗の好成績で今場所を終えた。7月の名古屋場所で関取復帰を懸ける。

西幕下18枚目の栃清龍(27=春日野)をはたき込みで下した。立ち合いの圧力で勝り、体の反応に任せて右に開いた。「立ち合いの圧力が伝わっていた。場所前の課題はしっかり足を前に出すことだったので、7番振り返って良かったと思う」と振り返った。

友風は幕内だった19年九州場所の取組で、土俵下に落下した際に右膝を負傷。7場所連続休場を余儀なくされる大けがで、リハビリを乗り越えて昨年3月の春場所に序二段で復帰した。

来場所は20年春場所以来の関取復帰に挑む。勝負の場所に向けて「とりあえず頑張ったと思うので、自分の体をいたわってあげたい」と話した。

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