大相撲九州場所(11月13日初日・福岡国際センター)の新弟子検査が18日、東京・両国国技館で行われ、モンゴル出身で千葉・日体大柏高-拓大出のラグチャー・ジャミントクトホ(23=高砂)が181センチ、146キロで体格基準(167センチ、67キロ以上)を満たした。内臓検査の結果を待ち、初日に合格者が発表される。

新弟子検査を終えてラグチャーは「特に何も。普通ですかね」と淡々とした口調で振り返りながら、続けて「半年間研修期間があって、部屋でみんなで一緒に生活してから受けた。ちゃんとしたお相撲さんになれたのかなという感じはあります」と実感を込めた。

父、そして母方の祖父もモンゴル相撲で名をはせ、いわば相撲一家で育った。一時はレスリングに没頭することもあったが、周囲の説得もあって再び相撲に向かった。関脇の豊昇龍(23=立浪)と十両の欧勝馬(25=鳴戸)とそろって16年に来日。柏日体高(現・日体大柏)に進学し、同校卒業後に角界入りを目指した。だが、当時は「入れる部屋がなくて。大学で頑張ってダメならという感じだった」と振り返り、拓大卒業後に晴れて高砂部屋に入門。大関経験者の朝乃山をはじめ、部屋の幕下以下の力士たちと稽古に励んでいる。

同じタイミングで来日した2人(豊昇龍、欧勝馬)の背中を追う。今でも連絡を取り合うほど仲の良い間柄で、対抗心を燃やす存在。「自分はまだそこまで強くないので、もうちょっと力を付けてできるようになったら、ライバルみたいな感じになるかな」と目を輝かた。自信は十分。「稽古をちゃんとしていければ、間違いなくあの2人と戦えるところにいける」と力強く言い切った。【平山連】

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