日本相撲協会審判部は10日、エディオンアリーナ大阪で取組編成会議を開き、同所で開催される大相撲春場所(12日初日)の初日と2日目の取組を決めた。

昨年10月に両膝の内視鏡手術を受け、3場所連続休場中だった横綱照ノ富士(31=伊勢ケ浜)は、万全な状態で臨むことが出来ず今場所も休場が決まった。4場所連続16度目の休場(初日からの休場は3場所連続7度目)で、横綱昇進後は在位10場所で5度目の休場。

このため、出場する力士の中の番付最上位で、ただ一人の大関として臨む貴景勝(26=常盤山)が、今場所も結びの一番を務めることになる。先場所は3度目の優勝を飾り、綱とりとして臨む今場所の初日は、小結に復帰した翔猿(30=追手風)と対戦する。