日本相撲協会は25日、元幕内でモンゴル出身の東龍(36=玉ノ井)が、この日付で引退届を提出し、受理されたと発表した。

東龍は今年3月の春場所で、自己最高位を更新する東前頭11枚目で臨んだが、同場所から5場所連続で負け越し。西十両14枚目で臨んだ先月の九州場所は、左膝を痛めて2日目から休場し、2敗13休と白星なしに終わっていた。この日発表された初場所(来年1月14日初日、東京・両国国技館)の新番付では、東幕下13枚目となっていた。幕内通算11場所、十両通算50場所在位していた。