三役格行司の木村容堂(62=九重)が、熱戦の余波で災難に見舞われた。

大関霧島-北勝富士を裁いた。序盤の激しい突き合いの流れで、木村容堂が吹き飛ばされた。烏帽子(えぼし)と片方の草履が脱げるも、取組をさばきながら烏帽子をかぶり直し、草履もはいて無事に務めを果たした。

相撲は綱とりの霧島が北勝富士を寄り切り、1敗を守った。