大相撲で昨年12月に独立した音羽山親方(元横綱鶴竜=38)が17日、東京都墨田区で「音羽山部屋」の新しい看板を披露し「素晴らしい方に書いていただいた。恥じないように頑張っていく」と抱負を語った。

世相を1字で表す「今年の漢字」で知られる京都市の清水寺の森清範貫主が揮毫(きごう)した。

清水寺の寺院名の前に付く山号が「音羽山」という縁があり、知人の尽力もあって実現。縦幅約1・5メートルの大きさと迫力ある字体に、通行人が写真撮影する姿も見られた。音羽山親方は「看板ができると相撲部屋らしくなる。地域の方々との触れ合いも大切にしたい」と気持ちを新たにした。

音羽山部屋には、2日付で閉鎖となった陸奥部屋から大関霧島や陸奥親方(元大関霧島)らが転籍した。