大相撲夏場所で初土俵から所要7場所の史上最速優勝を果たした小結大の里(23=二所ノ関)が、千秋楽から一夜明けた27日、茨城・阿見町の部屋で会見した。
開口一番、「優勝したんだなという実感が湧きました」とかみしめるように明かした。続けて「やっぱり、天皇賜杯を抱いた瞬間が一番、優勝したという実感が湧きました。すごい重たかったですし、ずっと小さいときから見ていたので」と感慨深い表情で振り返った。
初土俵から所要7場所での優勝は、幕下付け出しデビューでは同じ石川県出身の元横綱輪島の同15場所を大幅に更新。前相撲デビューとしても、先場所の尊富士の同10場所を上回った。ただスピード優勝の情報は「耳には入れないように、目にも見えないように、場所中もネット記事とかを見ないようにしていた。見てしまうと意識してしまう部分もあるので。だから自然体で。場所が終わって、そういった記録と聞いてうれしかったです」と明かした。
今場所は、大関昇進の起点となる2ケタ白星を第一の目標にしていたという。その目標も達成したが「まだ上に番付があるわけなので、もちろん優勝はうれしいですけど、最終的な目標はここじゃない、と思っているので。これからまた、さらに上へ上へと駆け上がりたいたいな、と思います」と、大関、横綱への強い意欲を示した。

