幕内経験者で人気者、西幕下30枚目の炎鵬(30=伊勢ケ浜)が、無傷の2連勝を飾った。立ち合いで左を深く差して下手を引き、投げを打ってモンゴル出身の北天海(尾上)を崩すと、そのまま頭をつけて寄り切った。首の大けがで7場所連続休場を余儀なくされ、昨年7月名古屋場所で序ノ口から復帰。その後は先場所まで、4場所連続で6勝1敗の好成績を収めており、今場所も幸先よく連勝した。

それでも取組後は「対応が遅すぎた。下手くそすぎて(映像を)見たくないぐらい」と、取組内容へ厳しい自己評価を下した。「もともとは動き回って、もっとしつこく取るつもりだった」という。それが「あそこまで簡単に(左が)入るとは思わなかった。入っちゃったという感じ」と、すんなり得意の形に持ち込めたことで、攻めに甘さが出ていたという認識。高いレベルを追い求めているからこそ、完勝にもまるで浮かれた様子はなかった。

【大相撲春場所全取組結果】はこちら>>