先場所、3度目の優勝を果たし、初の綱とりに挑んでいる大関大の里(24=二所ノ関)が、無傷の10連勝を飾り、優勝争いの後続に2差をつけた。
前頭一山本に、立ち合いで当たって突いて出ると、俵を伝って逃げる相手を、左のど輪で押し込んだ。危なげなく追い回し、最後は左のど輪から、そのまま土俵下まで押し倒した。関脇だった昨年秋場所で無傷の11連勝を果たして以来、4場所ぶり2度目、大関としては初の初日から10連勝を達成。取組前まで1敗だった、ともに前頭の伯桜鵬、安青錦がそろって敗れたため、後続とは2差がついた。
取組後は「しっかり相手を見て、攻めきることができてよかった」と、前日9日目までと変わらず、冷静に振り返った。立ち合いで1度、相手に突っかけられたが「集中してやれたので、よかった」と、影響はなかったという。後続と2差がついたことについては「そこは気にしないで、目の前の一番に集中してやっていきたい。まだ場所は終わっていないので」ときっぱり。気を緩めることなく、11日目からの終盤戦を見据えていた。

