東前頭8枚目の佐田の海(38=境川)が、今場所初白星を挙げた。西前頭9枚目の千代翔馬(33=九重)に勝った。相手の立ち合い変化についていき、突っ張りをあてがってしのぐと、タイミングよくとったり。相手の右腕をたぐって勝負を決めた。
「本当はあてがうのでなく、前に出たかった。(相手の)腕が長いので入りづらい。褒められた内容ではないけど、勝てて良かったです」
初日から3連敗していた。葛藤しながら、毎日を過ごしてきた。
「落ち着かなかった。落ち着かない。それがいいのか。ベテランなのだから、それじゃだめなのか。何が正解か分からない。若い頃と何も気持ちが変わらない、そういうところはいいのかもしれませんが…」
負けが込んでもくじけず、気持ちを切らさないところが持ち味。ほんの2場所前は、3連敗スタートから勝ち越した。
新会場にも「だいぶ慣れてきました」と前向き。ここから巻き返していく。

