東前頭筆頭の玉鷲(40=片男波)が、小結高安(35=田子ノ浦)を押し出した。これで通算42度目の対戦で、21勝21敗の五分に戻した。

常に主導権を握って攻めきったが「土俵でどうなっているのか分からない。どうやって勝ったか分からない」と、夢中になって白星を勝ち取った。

2012年の初対戦から、13年かけて今回が42度目。21勝21敗になったことも把握しており「やっと同じ。すごいね。何回やってるの。同じ一門で本当に稽古している。土俵で力が出ますね」と実感を口にした。

二所ノ関一門の兄弟子として、高安の初優勝を願い続けている。「普段は高安を応援している。当たる時はがっつり、荒々しい相撲を取る」というのが、真剣勝負を貫く玉鷲の流儀だ。

本場所では自然と力が入るため「あんまり熱くなっちゃだめ」と、今場所は繰り返し言う。「お前は今、40だよ」と自分に言い聞かせつつ、毎日リミッターを外して土俵を沸かせている。

全取組結果