東前頭11枚目の正代(33=時津風)が同8枚目宇良を上手投げで下し、5連勝で7勝1敗とした。
立ち合いから相手が左脇に頭を突っ込んできた。通算7勝9敗とやや分が悪い相手の圧力に正代は「相手の形のような気がした。前に出たら危なかった」と受けると、そのまま流れるようにして上からつぶした。
初の幕内優勝を飾った5年前の秋場所は新型コロナウイルス禍で無観客開催だった。「優勝旗をただ持って帰っただけ。写真撮影ぐらいはしたかったな」と寂しい思い出を明かす。
現在は横綱豊昇龍が8連勝と独走しているが、このまま1敗を守り抜けば可能性はゼロではない。5年前の再現については「全然意識していない」と言う正代だが、中日までに7つの星を稼げたことについては「体を動けている。自信になると思う」とうなずいた。

