今場所綱とりを目指す大関の安青錦(21=安治川)は小結の若元春(32=荒汐)を寄り切って初日白星を飾った。

1度目の立ち合いで呼吸が合わない。2度目の立ち合いで、左に変化されても慌てない。じっくりと下から攻め立て、得意の左下手を取って寄り切った。初日で初の綱とりと緊張や重圧は隠せないはずだが、そんな負の面はまったく感じさせなかった。ABEMAで解説を務めた元横綱若乃花の花田虎上氏(55)は「よく相手を見て落ち着いていた。体が大きくなっても動けている」とさらなる進化を認めた。

安青錦は新大関だった初場所で2度目の優勝を果たした。今場所は優勝もしくは優勝に準ずる成績を残せば、横綱に昇進する可能性が高い。前相撲から所要16場所で横綱昇進なら、年6場所制以降で史上最速になる。大関を2場所で通過すれば、双葉山、照国に続いて3人目。戦後では初めての例になる。

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