モンゴル出身の出羽ノ龍(25=出羽海)が、十両優勝を飾った。本割で敗れて4敗となった東10枚目の25歳は、優勝決定戦で先場所優勝の若ノ勝を寄り切った。

「最後の一番は、引かないように前へ圧力をかけた。狙い通りに、結果にもつながって良かった」

この日は優勝決定戦を含め、1日二番を覚悟。通常の2倍となる紺色のタオル4枚を持参し、「悔いのないように臨んだ。率直にうれしい」と続けた。

2020年初場所で序ノ口デビューし、各段優勝は同年春場所の序二段以来。「3年先の稽古」を座右の銘にする出羽ノ龍が、来場所は十両の上位で快進撃を続ける。【横田和幸】