[ 2014年6月30日8時36分

 紙面から ]スアレスをネタに盛り上がるウルグアイサポーター(撮影・狩俣裕三)

 相手選手にかみつき処分を受けたウルグアイFWルイス・スアレス(27=リバプール)は、FIFA規律委員会の答弁書で「バランスを失って不安定になり、相手選手に倒れかかった。かんだり、かもうとしたりはしていない」と主張していた。英BBC放送の電子版が報じた。規律委員会はすでにスアレスが故意にかみついたとして、代表戦9試合の出場停止を含む厳しい処分を科していた。反省の態度を示したり、かみついた事実を認めなかったため処分が重くなった可能性もある。一方、ウルグアイサッカー協会は、29日までに正式に異議を申し立てる方針を固めている。スアレスはコロンビア戦を、母国の首都モンテビデオ郊外の自宅でテレビ観戦したとみられる。