SKE48高柳明音(25)が2017-18年の「全国ウィンターイルミネーション応援大使」に就任し、都内で9日、行われた第5回イルミネーションアワード授賞式に出席した。

 写真撮影が趣味で、夜景撮影をするうちにイルミネーションの魅力を知ったという。昨年、夜景鑑賞士3級を取得するなど、夜景への知識や理解がある著名人として大使に選ばれた。「カメラを通して、そして私たちの歌やダンス、キラキラしたものを、イルミネーションと一緒にたくさんの方に伝えていければ」と意気込み、初仕事として、アワード受賞者に賞状やトロフィーを手渡した。

 今冬は西武園ゆうえんちで、イルミネーションの一部プロデュースに携わった。SKE48でのコンサートでの演出についても「やれるならやってみたいですね」と興味を見せた。「やるなら卒業(コンサート)のときですかね。いつ卒業するかは決まってないですけど、やるなら盛大にやりたい。そうなったら、屋内より野外だといいですね。妄想の中ですけどね」と話した。

 7、8日には乃木坂46が初の東京ドーム公演で11万人を集めた。高柳は「今のSKEには、周りを見ている余裕はないんです。自分たちのことを考えるのがいっぱいいっぱいというか、考えるのが楽しい。自分たちがどう輝けるか。どこがライバルだとか、どこどこ(のグループ)がどうだ、とかじゃなく、SKEだからこそできること、見せられることに専念していけたら」と語った。その上で、「もちろん東京ドームは大きな場所。私たちも(14年に)ナゴヤドームに立ったことがあって、それ以来立ててないので、憧れの場所ではあります。私たちもいつか、またドームのコンサート(の舞台)に立てれば」とドーム公演実現への思いをあらためて強くした。

 アワードは3部門で表彰された。総合エンターテインメント部門で長崎・佐世保市のハウステンボス、イルミネーション部門で栃木・足利市のあしかがフラワパーク、プロフェッショナルパフォーマンス部門で三重・桑名市のなばなの里が、それぞれ1位に選ばれた。