AKB48ユニットじゃんけん大会(9月23日、都内)の出場ユニットを決める予備戦が10日、握手会イベントの千葉・幕張メッセで始まり、HKT48指原莉乃(25)が各グループの中学生メンバーと組んだ「私立指原中学」は本大会出場を逃した。

 出場枠1チームの6人ユニット予備戦で、まずSTU48新谷野々花(14)が当たりくじを引き当て、1度勝てば本戦に進めるシードを獲得する強運ぶり。本戦出場決定戦では、奈良未遥(20)西村菜那子(20)らNGT48メンバーによるユニット「十人十色」と対戦した。

 じゃんけんの担当について、指原は「指原中学ということで、すべて中学生メンバーにかけたいということで…」と前振りしながら、「私が行きます」とボケて周囲を笑わせた。「ちょっとさすがに負けたらかわいそう。私は負けたら、(当日は休めて)ラッキーというところもあるけど(笑い)」。奈良とのじゃんけんは3度あいこの白熱ぶりだったが、4度目で敗れて勝負あり。6人はがっくりと肩を落とした。

 指原は新谷、AKB48末永祐月(12)SKE48倉島杏美(13)NMB48塩月希依音(12)HKT48今村麻莉愛(14)と中学生メンバーに呼びかけてユニットを結成。本戦出場を目指していた。敗れると「ファンの皆さん、ごめんなさい。私たちからここで発表があります。私立指原中学は…解散します!」と、ウソ泣きしながらユニット解散を発表。「みんなの親御さんにも謝りたい。ごめんね」と申し訳なさそうだった。

 選抜総選挙では3連覇を含む4度のトップ当選を果たすなど、無類の強さを見せた指原だが、じゃんけん大会には昔は縁遠かった。昨年は6年ぶりに本戦に進出したが、2年連続の本戦とはならなかった。