4日にNMB48を卒業した山本彩(25)から、次期キャプテンに指名された5期生の小嶋花梨(19)が、15日午後7時から生放送される日本テレビ系「ベストヒット歌謡祭2018」で初センターを務めることになり、8日、制作の読売テレビ(大阪市中央区)が発表した。

番組は毎年末恒例の全国ネット生番組。楽曲は、グループの原点でもあるデビュー曲「絶滅黒髪少女」を披露する。「土下座」のような振り付けから始まるグループの代名詞的ソングでもある。

「こじりん」の愛唱で親しまれる小嶋は、NMB48ファンがゆえに、オーディションを受験し、加入。山本も一目置く「NMB48愛」を貫いており、4日の山本の卒業公演で、山本が10年秋のグループ結成時から務めてきたキャプテンの座をたくされた。

グループ全体、及び、所属するチームNのキャプテンとなった。大抜てきされ、涙ながらに引き継いだ小嶋は、「私だけにしかなれないキャプテンになります」と約束していた。

また、同番組にはAKB48も出演。AKB48は、同グループ史上、最高難易度のダンスパフォーマンスとされる楽曲「NO WAY MAN」を披露する。

しかし、センターを務める宮脇咲良(20)矢吹奈子(17)本田仁美(17)が、日韓合同アイドルグループ「IZ*ONE」の活動のため、当日は不参加。そこで、3枠に対して全国のAKB48グループから、立候補者を募り、緊急オーディションを実施。番組内で、選ばれた3人が発表される。そのオーディションの模様は、番組ホームページで8日午後9時から公開される。

番組では、デビューから3年、破竹の勢いで人気を伸ばす「欅坂46」が、妹分でありながら熾烈(しれつ)な人気争いを繰り広げている「けやき坂46(ひらがなけやき)」のメンバーと初のコラボ・パフォーマンスを披露する。