全国47都道府県の代表メンバーからなるチーム8が、47都道府県ツアーを完走した。

14年12月の石川公演を皮切りに、同ツアーがスタート。この日の神奈川公演まで足掛け6年半で“全国制覇”を果たした。地元神奈川代表の小田えりな(24)が前座を務め、本編のオープニングでも、大島優子のソロ曲「泣きながら微笑んで」を、井上ヨシマサ氏のピアノ伴奏で歌い上げた。セットリストの作成にも加わったといい、「歌詞に思いを込めたセットリストにしました」。

中盤では、この日チーム8に復帰し「ひぃえり」コンビで仲も良い本田仁美(19)と「思い出のほとんど」をデュエット。2人の思い出の写真とともに披露すると、顔を見合わせ涙する場面もあった。

アンコールではその本田が「え~っと、ここで私から…」と切り出し、さながら卒業発表の雰囲気を漂わせたが、これは本田が仕掛けたドッキリ。本田が「お手紙が届いているので読みます」と種明かしすると、小田も「ビックリした~」とホッとした表情を見せた。

約6年半のツアーの締めくくりに岡部麟(24)は「はじめの頃は、AKB48の一員として認めてもらえていないことが悔しかった。いつかAKBを応援してくださっているファンの皆さんに認めてもらいたいと、ひたむきに頑張ってきました。ツアーでファンの撮影可能タイムができたり、チーム8だからできることもできて良かったと思います」と振り返った。

8月8日の「エイトの日」にもコンサートを行うことが決定し、小栗有以(19)は「(これまでチーム8に所属した)全75人で迎えたゴールだと思います。これからもチーム8は前を向いて突っ走っていきたいと思います」と話した。