NMB48白間美瑠(23)が31日、大阪・NMB48劇場で卒業公演を行った。

今月15日に大阪城ホールで卒業コンサートを行い、この日がアイドルとしての最終活動日。4月から白間自身がプロデュースしてきた「大阪魂、捨てたらあかん」公演を、グループ内ユニット「みっくすじゅーす」のメンバーと行った。

卒業セレモニーでドレス姿で卒業ソング「いつもの椅子」を歌唱すると、「ファンの皆さんの姿を見ると…」と涙を流した。

11年1月1日の同劇場オープンとともに1期生としてデビュー。10年8カ月、3896日間走り続け、NMBの“最後の1期生”となった。「毎日劇場に通い、その時間が私を成長させてくれましたこの景色を一生忘れません。公演後のお見送りなどでの皆さんのキラキラした笑顔も絶対忘れません」。

さらにNMB48については「私にとっては、もう1つの家族のような存在。スタッフの皆さんは礼儀などを教えてくださるお母さんみたいな感じで、メンバーのみんなは一緒に成長できる姉妹、応援してくださる皆さんは時には怒ってくれたり、背中を押してくれるお父さんみたいです」と例えた。お父さんのようだというファンには「雨が降っても、やりが降ろうとも、皆さんは私に会いに来てくれました。本当に幸せ者だと思います。卒業コンサートの時に約束しましたが、皆さんの笑顔をずっと守り続けます。どんなことがあっても、その約束は守ります」と誓った。

最後の1期生として、「1期生がいなくなったということは、やったもん勝ちだと思うので、後輩は私がやってやるぜ! という気持ちでどんどん出ていってほしいし、先輩のみんなは自分のことを考えて、自分の魅力を爆発させて、その姿を後輩たちに見せつけてほしい。これからも全力で見守り続けるし、応援しています」と後輩たちにもエールを送った。

最後は「11年間とってもとっても幸せでした。本当に本当にありがとうございました」と、笑顔で学舎のステージを降りた。