SKE48古畑奈和(26)の卒業コンサート「ハニーフェス」は、みつばち姿でスタート。最後まで涙はなく、笑顔で節目を迎えた。

オープニングはみつばちの衣装で、斉藤真木子(28)ら年長メンバーを従えて「ハニーフェス始めるよ」と「みつばちガール」を披露。斉藤は「どんな格好させるの」と話すと、古畑も「普段態度が大きめ? な人たちを従えたかった(笑い)。今日は私が女王蜂で、みんなが働き蜂みたいなイメージ」としてやったりの表情を見せて、会場を笑わせた。

特技のサックス演奏とともに「愛してるとか、愛してたとか」を披露すれば、「スクラップ&ビルド」などAKB48兼任時代の楽曲もパフォーマンスした。

中盤では、昨年4月に卒業した高柳明音(30)もサプライズ登場。「従順なSlave」では手錠でお互いの手をつなぎ、「I’m sure」でも古畑のほおに高柳がキスするなど、妖艶さも漂わせる大人な雰囲気でも楽しませた。

高柳は「まさかこんな昼間からミッドナイトな感じをやるとは」と話しつつ、MCの仕切りまで任され「私、ゲストなのに?」と突っ込んでいた。

アンコールでは、真っ青な卒業ドレス姿で、卒業シングル「ひかりさす」を歌った。「私の真っ青なドレス姿はいい感じですか?」。「To be contined」では、出演メンバー全員と笑顔でハイタッチ。「メンバーのみんな、ファンのみんな、本当に私にとっていとおしいです。ずっと見守っています。そして、ずっとずっと大好きです。私も卒業するのが不思議なくらい、長い長い時間をここで過ごしてきたと思います。別の道を歩いていきますが、またどこかで会って、私と笑顔と笑顔の交換をしてください。バイバイ!」と、最後まで涙はなく、笑顔だった。

◆古畑奈和(ふるはた・なお)1996年(平8)9月15日、愛知県生まれ。愛称「奈和ちゃん」。11年にSKE48の5期生として加入。13~15年はAKB48と兼任。選抜総選挙は第4回(12年)から圏外→外→55→24→29→14→15位。17年10月、シングル「オルフェス」でソロデビュー。19年、シングル「FRUSTRATION」でセンター。今年5月に初写真集「感情の境界線」発売。趣味は1人飲み。160・3センチ。