櫻坂46小池美波(26)が、20日に千葉・幕張イベントホールで行われる「Buddies感謝祭 2025/小池美波 卒業セレモニー」を前に、在籍約10年間の歩みを振り返った。
グループ内で最後の一期生。長年立ち続けたステージへの思いとグループ愛を胸に、10年間で培った“自分らしさ”を届ける。【玉利朱音】
■悔しかったこと
16歳でグループに加入してから10年。「意外と長くアイドルしたんだね~って思います」と朗らかに笑った。ふんわりとしたキュートなたたずまいに、おっとりとした話しぶり。一方で迷いなく言葉を紡ぐ姿に、芯の強さも感じさせる。
幼少期にモーニング娘。を見て、アイドルに憧れた。その後もAKB48や乃木坂46に魅了され、15年8月に欅坂46(現櫻坂46)に加入。鋭い表現力や迫力あるダンスパフォーマンスで存在感を発揮し、改名前から長年にわたりグループを支え続けた。
これまで印象的だったステージの1つに、21年の「W-KEYAKI FES.」を挙げた。「20年に欅坂から櫻坂に改名して、この頃は櫻坂がどういうグループなのか模索中でした。当時ライブ後にファンの方から『欅坂の楽曲をやってほしかった』という声も届いて、櫻坂で勝負できなかったことがすごく悔しかったです」と振り返った。
メンバーらと手探りで“櫻坂46らしさ”を追い求める中で、自分自身との向き合い方にも変化が訪れた。「以前は1日1日を乗り越えることで精いっぱいでしたが、櫻坂らしさについて考えたときに、自分にできること、得意なことって何だろうと考える時間もすごく増えました」と話した。
自分と向き合い、櫻坂46としてステージを重ねるごとに“自分らしさ”を徐々に確立できたという。「ステージに立つ自分がすごく好きだなと思えるようになりました。ステージに立っている時に本当の素直な自分でいられて、それを受け入れてくれる場所。ありのままでいさせてもらえました」とほほ笑んだ。
■「本当に大好き」
23年10月から体調不良で活動休止し、昨年6月の東京ドーム公演でステージに復帰。「摩擦係数」曲中で小池が現れた瞬間、ドームが大歓声に揺れた。「こんな大きな歓声をいただけるなんて、もう今後味わうことはないんだろうなって思うくらいでした」と笑顔。公演を振り返り「改めてグループに戻る選択ができてよかった、改名してよかったなって思えた大切な1日でした」と語った。
卒業セレモニーを控え、「ずっとステージが一番好きな場所で、大切にしていました。本当に最後なのかな? っていう感覚です」とぽつり。ストーリー性のあるセットリストや演出にもこだわったという。
「この10年間で自分が培ってきたものを全てお見せできる場にしたいです。ファンの皆さんの支えと応援は本当に大きくて、本当にたくさん救われてきました。しっかり感謝を届ける日にできたらと思います!」と意気込んだ。
小池の卒業をもって、一期生全員がグループから去る。欅坂で約5年、櫻坂でも約5年。懸命に歩み続け、グループの歴史を紡いだ。「本当にアイドルになれてよかったなって。いろんなことがあって、いろんな気持ちにもなりましたが、全てがすてきな経験でした。櫻坂46が本当に大好きです!」と花が咲くように笑った。
◆小池美波(こいけ・みなみ)1998年(平10)11月14日、兵庫県生まれ。愛称「みいちゃん」。15年8月加入の一期生。プロ野球阪神タイガースファン。158・5センチ。血液型B。






